虹梁越しに完成を打ち眺む

2018.03.11

蓮乗寺様炊事棟が完成しました。

本堂、虹梁の下でしばし休憩、お茶菓子を頂きます。

棟の台面には面戸瓦をチョイスし、平と熨斗瓦の一体感を強調しました。

袖瓦の合わせも低速グラインダーを使い分け、薄紙一枚通さない合場が出来ました。三州産瓦は本当にチョットした拍子にチッピング(弾け)して不細工になるので、非常に気を使います。お尻の切り口をほんの微かにテーパー状にグラインダーで撫でておくと、取付後の振動などによるチッピングがし辛くなります。


来週の祭りに間に合い、住職様、檀家世話人様、皆様に喜んで頂き、有難いです! 本当に比江という我が町内で徐々にですが、根付いて来ている事を改めて実感もしております。

先週は半ばに雨マークが続いた為、元請け社員様宅葺き替え工事が土曜日からスタートしました。工程を急いでおられる為、いつも応援で助けてくれる、早くて綺麗な仕事が売りの守山市T瓦店さんに助っ人で入って貰っています。

こちらは新東(株)謹製「セラムFS」で葺き替えられます。

我々本体は、琵琶湖の辺り野洲市喜合で、再び日本瓦の葺き替え工事着工。

蓮乗寺様と同じく、丸栄陶業謹製「栄四郎瓦」再登板です!

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