蒲生郡竜王町からは、以前弊社のホームページからお問合せえただいた、東近江市内の建築会社様からご依頼頂いた物件へ。
昨年の台風21号で、東から南寄りの面で雨漏れを起こした、旧建築(土壁、白壁、焼き板壁など)で建てられたお宅が多々ありました。
野地板に黒っぽく染みになった痕が、雨水が入り込み、葺土、壁土と一緒に流れた印です。
やはり、土居のしからの侵入でした。
防水シートを壁土までシッカリと立ち上げて、雨漏れをシャットアウトします。
土葺きで納め直しますが、念のため瓦をステンレス釘で留めつける材料も木材より防腐に強い人工樹脂桟を使用し、その上に瓦を馴染み土と釘留めのダブルの効果で留め付けます。
最後は壁の土居のしを復旧、、元々の台のしの目の切り過ぎ、加えて面戸土が逆に出過ぎていたので、ここも雨仕舞いが悪かった箇所です。復旧に際して、面戸土をより中へ引っ込めました。