蒲生郡竜王町へ雨漏れの調査に伺いました。

2019.06.22

弊社のホームページをご覧にいただき、東近江市内の建築会社様からご依頼を賜りました。

お名刺を交換させて頂き、「ホームページを拝見しましたが、しっかりとした内容でやられていると思い、連絡しました」と仰っていただき、正直、本当に嬉しかったです。エンドユーザーの皆様や元請様に、弊社の思い、仕事内容を発信するには、やはりブログをサボらずに発信し続ける事なんです!ホームページ開設から3年、今では800Pを超えるP数になりました。それを皆様に拝見していただき、ご依頼いただける1つの結果に今後も更に今井瓦店を知っていただけるよう精進してまいります。

現場に同行していただき、説明を受けて屋根に上がります。

結果は去年の台風直後から良くあった事例。旧建築の下屋庇の壁付近からの雨漏れです。

方角も昨年から何軒も同じような事例を伺ったのと全く同じ東面から南東面。

直下の平部は数枚剥がしてみても、目ぼしい雨垂れ跡が土や杉皮に見当たりません。

やはり土井のしの1段目のハダをきっている箇所が怪しい臭いがプンプンします。ハダの幅より土台の土が外に出ているので、隣同士の、ノシ瓦のジョイントから横なぐりの雨がドンドン入ります。

おまけに三日月面戸は漆喰ではなくセメントで塗られているため、内部に浸水した雨水が一切外に出られません。瓦は塩焼き風の赤瓦に面戸はモルタル左官仕上げ、、山陰などの日本海側の左官屋さん(山陰などの日本海側には古来より瓦屋さんという概念があまりなく、左官屋さんが一緒に工事をする事が多い)が葺いたような仕事。。

結果、壁際内部の木材を伝い、縁側天井から漏水していると考えます。

改修方法は下の写真のようになります。現状いかんせん旧建築工法なので、付け焼き刃的な修理では駄目です。

雨漏れの幅で、瓦を番付ふって全部剥がし、防水シートをしっかり壁立ち上がり部分まで施工し、瓦を葺き直すお見積になります。

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