枚方市楠葉へセメント瓦の寿命による葺き替え調査

2019.06.16

3軒目は枚方市楠葉、こちらも工務店様案件。

◯ジスレートの和風タイプのセメント瓦は骨材の粘りが無くなり割れや劣化が酷い状態。骨材まで強度低下しているのに、塗装工事なんぞお勧め出来ません!

壁のノシ瓦もズレたり飛散して無くなったりしています。

綺麗な部分は二階の庇屋根が被っている箇所、やはり通常時の雨がかかり難く、太陽の紫外線を遮ってくれる時間帯も増えるので、他の箇所より劣化具合がスローです。汚れが酷い他の箇所は塗膜が無くなり、ザラザラのセメント素地にコケや汚れが付着し更に劣化スピードを促進させます。

セメント瓦は一般的に紫外線・風雨・温度変化等で塗膜の劣化が進行すると素材のセメントの劣化も早くなります。
塗膜が劣化することで、セメント瓦の吸水がすすみ、セメントの成分であるカルシウムが流出してしま為、表面がザラザラと骨材が現れ、少しの衝撃で割れるようになります。1度脆くなってしまった素材は塗装で強くなるわけではないので、そうなる前に定期的なメンテナンスをお勧めします。

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