まだ真新しいのに?

2018.07.09

今年の日本は災害年です。集中豪雨で被害に遭われた皆様には、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。

滋賀県も先週後半にかけホント良く降りました。これだけまとまった強制休暇になるのも久々です。葺き替え工事などの在宅工事にかかっていなかったのが、せめてもの救い。三日三晩あれだけ降れば、雨漏れを起こしていないか?気が気では無かったでしょう(笑

先週の長雨が嘘のような、朝から快晴!太陽がギラギラ照り付け、真夏はすぐそこまで来ています。

今日は大津市坂本のギャラリーショップ様の建て替え工事に伴う、屋根の解体に伺って参りました!

場所は坂本地区、いわゆる重伝建地区。坂本地区は古くは弥生時代から多くの集落が存在し人々が生活していました。比叡山延暦寺が創建されてからは、僧侶の修行場である山坊ができ、麓の坂本地区には隠居した僧侶が生活する為の「里坊」が作られました。

「里坊群」「門前町」と言われる由来です。

里坊群、門前町のような大津市坂本地区の特色ある町並みは、言わずもがな重要伝統的建造物群保存地区として選定されていて、また

歴史的風土保存区域にも指定されています。

叡山坂本駅から伸びるメイン街道、周囲は歴史ある建物がゴロゴロあります。

しかし、こちらのギャラリーショップ様はまだまだ築浅、屋根に葺かれた栄四郎瓦「カパラスKS40」まだまだ真新しく燻し銀がいい具合に周囲に馴染んでいます。

本当に建て替えるんですね? 工務店さま、お施主さま希望で、まだまだ使える瓦を建て替え後に再登板してもらう為、一枚一枚綺麗に剥がして、新品同様パレットに積込み、ラッピングして弊社の資材置き場にて、その日が来るまで保管させて頂きます!

そして本日は同じ工務店さま物件で、大津市見世分譲地でまた新たに新築が上棟致しました。

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