国が指定する登録有形文化財の一軒家、その建造物を後世に残すべく、毎年国から割り当てられる改修費用で屋根瓦の大部分が葺き替えられました。今年は下屋の残る面、丁度玄関側に酷い手がら入りました。

弊社に再改修の白羽の矢がたち、まず詳しいお話を伺うと、昨年から続く業者の圧倒的な不足で、大阪方面に震災仕事で住み着いている熊本県の業者に工事をさせたら、この有り様。また、その業者の間にも手配屋(職人ブローカー)みたいな会社も有りと、、胡散臭さ満開の業者達で、その後の手直しなどに応じず音信不通。


噛み合い部分や接合小口ににやたらとコーキングを使いたがるのも、こう言う業者の特徴です。コーキング、シリコン材の油分がイブシに付着すると二度と取れませんし、最悪に醜い外見になります。


重要文化財に指定された材料(当時物垂れ長8寸丸)を焼き直して取付直したのは良いですが、噛み合い部をタガネで調整した当時の癖のある瓦に番号をふらず適当に付けたもんだから、結果訳の分からない箇所でカットし見つけが肝心な紐の間隔がバラバラ、、はい当時物の重要文化財の貴重な瓦がこれでパァーです。


壁部をカットして、そのまま工事終了し現場を退散です。壁は内部がスカスカに見える空洞になっています。


コーナー部と丸本体を10日ほどお借りして、メーカーに型取りから焼成まで特注で作り直します。残念ながら、既存の瓦はもう使えません=これをやらかしちゃった地方の業者も使えません。

完成まで1か月半ほどお待ち頂いて、来年弊社が各ダメ部分の是正工事をしっかりと施工させて頂きます!

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