2019年6月の一覧

蒲生郡竜王町へ雨漏れの調査に伺いました。

弊社のホームページをご覧にいただき、東近江市内の建築会社様からご依頼を賜りました。

お名刺を交換させて頂き、「ホームページを拝見しましたが、しっかりとした内容でやられていると思い、連絡しました」と仰っていただき、正直、本当に嬉しかったです。エンドユーザーの皆様や元請様に、弊社の思い、仕事内容を発信するには、やはりブログをサボらずに発信し続ける事なんです!ホームページ開設から3年、今では800Pを超えるP数になりました。それを皆様に拝見していただき、ご依頼いただける1つの結果に今後も更に今井瓦店を知っていただけるよう精進してまいります。

現場に同行していただき、説明を受けて屋根に上がります。

結果は去年の台風直後から良くあった事例。旧建築の下屋庇の壁付近からの雨漏れです。

方角も昨年から何軒も同じような事例を伺ったのと全く同じ東面から南東面。


直下の平部は数枚剥がしてみても、目ぼしい雨垂れ跡が土や杉皮に見当たりません。

やはり土井のしの1段目のハダをきっている箇所が怪しい臭いがプンプンします。ハダの幅より土台の土が外に出ているので、隣同士の、ノシ瓦のジョイントから横なぐりの雨がドンドン入ります。

おまけに三日月面戸は漆喰ではなくセメントで塗られているため、内部に浸水した雨水が一切外に出られません。瓦は塩焼き風の赤瓦に面戸はモルタル左官仕上げ、、山陰などの日本海側の左官屋さん(山陰などの日本海側には古来より瓦屋さんという概念があまりなく、左官屋さんが一緒に工事をする事が多い)が葺いたような仕事。。

結果、壁際内部の木材を伝い、縁側天井から漏水していると考えます。


改修方法は下の写真のようになります。現状いかんせん旧建築工法なので、付け焼き刃的な修理では駄目です。

雨漏れの幅で、瓦を番付ふって全部剥がし、防水シートをしっかり壁立ち上がり部分まで施工し、瓦を葺き直すお見積になります。

草津市上笠で瓦の修理調査を2軒行いました。

本日もホームページから2軒様お問合せ頂き、草津市上笠町へ釉薬シルバー瓦の修繕依頼を頂戴しました。

一軒目のお客様は鬼瓦の下の巴瓦が出っ張り外れかかっていた為、現地で応急処置を致しました。強めのシリコンを充填しての、あくまでも応急処置です。


ついででしたので、上屋の屋根瓦をグルリ点検したところ、棟の土台部分が風雨で綺麗に侵食され、瓦の縁が切れている部分が露出しておりました。

土台部分、三日月面戸の漆喰補修が必要です。


2軒目も車で2分ほど移動した、同じ上笠町内。

昨年の台風で上屋のケラバ瓦と一部平瓦が暴れております。


建築時からでしょうが、左官仕上げの壁にも、取り合いの細かな所が仕上げ切れておらず、穴が空いたままです。

こういうところから、小動物や害虫(コウモリ、雀、スズメバチ)などが侵入し、巣を作ったりします。

ミツバチ、スズメ蜂などは巣に溜まる蜜を目当てにネズミ、イタチなどが連鎖して侵入増殖する2次被害に繋がります。


こちらは明日、日曜日に蒲生郡のお客様の後に修理に伺わせて頂きます。

日本瓦にも耐震強力棟工法

昨夜は新潟県、山形県を中心とする大きな地震が発生しました。災害は忘れた頃にやって来る、、ですね。

現在着工中のご近所様の葺き替え工事ですが、雨が降ったり他の現場に抜けたりで、ようやく本棟工事に入りました。 全日本瓦工事業連盟では日本瓦施工にも耐震、耐風の強力棟工法が標準工事化されております。 しかしその仕様や品番にはまだまだ日本全国で統一化されておらず、準ずる工法を含めると数種類の施工方法が確認できます。

今回は我々は棟木に支柱杭を打ち込み、鉄筋を這わせて棟瓦全枚数を緊結する施工方法をチョイスしました。 これは鳥取県中部地震で現場に携わった時に、早くからこのような棟積みをされている民家が多く、そのような御宅はは被害も最小限だった事から、あの地震を耐えた工法です。


このガイドライン工法ですが「決して崩れません」とは謳ってはいけません、旧工法よりはるかに崩れ難く、壊れ難い?とでも申しましょうか? 大地震など自然の猛威、パワーを前にすれば、人間の及ぶ力なんてたかだかしれています。本工法の深い意味合いは震災時などに屋根の崩落、落下などで避難者や往来する避難車両などに二次被害を及ばさないようにする、と私個人としては理解します。昔の社寺建築、五重の塔?でしたっけ? 大地震や災害時にはわざと全ての瓦を振り落とし原形を留める、、と昔聞いたような記憶が。 しかし、現代社会においてはコンプライアンス問題など、そのような理論は一切通用しなくなったのも事実です。

本日ラスト!枚方市で台風被害を機に葺き替え工事希望のお宅へ事前調査

西宮市、尼崎市から折り返し、阪神高速で大阪市内を通過しもう直ぐ隣は八幡市男山、本日ラストの現地調査も同じ工務店様から頂いている案件。


昨年の地震、台風を経験し、棟瓦は綺麗に崩壊しています。 1年経ちますが、久々に尼崎から市内、高槻市、枚方市と回りましたが、屋根のブルーシートが全然取れていない地域が多々ありました。 やはり、地元の業者だけでは限界があるでしょう。こちらのお客様も着手時期を気にされておりましたが、我々も今ある戦力でフルに頑張っている事をご理解いただいているだけ有難い事です。

1日6軒、、枚方市内へ葺き替え工事案件の調査です。

滋賀向きに移動しながら、八幡寄りの枚方市内で本日5軒目、同じく工務店様案件の葺き替え工事。


奥行き12m、奥に行けば行くほど、ノシ勾配はほぼ地上に水平。


面戸漆喰は増し打ちでしょうか?塗りシロに大凡、和瓦職人が施工した、というセンスやクオリティが微塵も感じられません。


大阪は極端に手が悪くなる地域がありますねぇ、、、特に築40年前後の建売全盛のある団地は。今日日のイケイケ平板瓦のように割りも何も考えず、葺き仕舞いのケラバやケラバ直前の列で真っ二つの瓦を収めたり(汗

滋賀でもなかなかお目にかかれないわ、、


お客様の為にも、シッカリとした葺き替え工事で屋根を新調させて頂きたいです。

枚方市楠葉へセメント瓦の寿命による葺き替え調査

3軒目は枚方市楠葉、こちらも工務店様案件。

◯ジスレートの和風タイプのセメント瓦は骨材の粘りが無くなり割れや劣化が酷い状態。骨材まで強度低下しているのに、塗装工事なんぞお勧め出来ません!


壁のノシ瓦もズレたり飛散して無くなったりしています。

綺麗な部分は二階の庇屋根が被っている箇所、やはり通常時の雨がかかり難く、太陽の紫外線を遮ってくれる時間帯も増えるので、他の箇所より劣化具合がスローです。汚れが酷い他の箇所は塗膜が無くなり、ザラザラのセメント素地にコケや汚れが付着し更に劣化スピードを促進させます。

セメント瓦は一般的に紫外線・風雨・温度変化等で塗膜の劣化が進行すると素材のセメントの劣化も早くなります。
塗膜が劣化することで、セメント瓦の吸水がすすみ、セメントの成分であるカルシウムが流出してしま為、表面がザラザラと骨材が現れ、少しの衝撃で割れるようになります。1度脆くなってしまった素材は塗装で強くなるわけではないので、そうなる前に定期的なメンテナンスをお勧めします。

高槻市へ葺き替え工事の調査に伺いました

二軒目は高槻市へ。同じく昨年の台風被害で屋根のあちこちに被害を受けており、養生のブルーシートも半年以上も経過し、もはや養生の役割を果たせていません。


こちらは大阪地震直後からお取引させて頂いている、大阪府の工務店様の案件。地震から1年を経過しようとしていますが、まだまだ数十軒の葺き替え工事案件を抱えておられます。何とか一軒でも被災件数を減らせるように、微力ながら大阪プロジェクトチームも外注業者メインで頑張っております。


今回の被災による復旧内容で、大阪地域でポピュラーになっている、野地を改修し軽量屋根材へ載せ替える工事になります。

尼崎市へ台風被害の調査に伺いました

今日は当社の車両の入れ替え。三菱フソウのキャンター君の世代交代です。現行型のブルーテックキャンターを西宮市へ引取りに行きました。


雨の日も、嵐の日も、ギンギラ真夏日も12年間頑張って重い荷物を運んでくれました。ダンプカーは貿易に出しても途上国などに人気があるので、外観、内装があちこち傷んでいでも、普通車よりはるかに良い金額で下取りしてもらえます。


アドブルーという尿素を利用してディーゼルの排ガスをクリーンにする、現行型のブルーテックキャンターが世代交代で仲間に加わりました。


西宮市の帰り道、早速ニューフェイスのキャンター号に初仕事。ついでなので、大阪震災・台風復興プロジェクト班の溜まった案件を順番に現地調査です。


1軒目は尼崎市内、大阪市内の一級建築士事務所様からの御紹介で昨年の台風被害の調査と見積です。


良く土嚢袋で重しをしますが、今一度、急場凌ぎの応急処置とご理解下さい。 数ヶ月もすると、紫外線や雨風でボロボロになって中身の砂や砂利が屋根上にこびり付き、雨水かスムーズに軒先きに流れなくなり、養生放置をした事による雨漏れという最悪な2次被害に繋がります。応急処置をする業者にも、シート養生で維持できる期間や、再養生の有無を明確に確認した方が良いですね。


修繕内容としては、この屋根の上に余分に散乱した土嚢袋の中身の除去、清掃から始まり、ケラバから3列が綺麗に無くなっているので、新しい瓦で復旧する内容となります。

大津市苗鹿へ劣化瓦の修理依頼

時折降ってくる雨にも負けず東の奥から西へ大移動。 大津市苗鹿の調査物件に到着です。

入母屋造りに立派に葺きあげられた日本瓦。棟瓦の天辺おさえは京箱、大津市内では比較的使われているのを頻繁に見ます。



平地面積の広い湖東側に相対し、湖西側は琵琶湖岸からなだらかな斜面が直ぐ比叡山に繋がります。方角も西側、陽の沈む方角です。やはり、こちらのお宅も山側=西面、北西面の瓦の劣化具合が深刻でした。主な症状は含水による凍て割れです。


瓦を縛っている銅線も、細くなりぶっ千切れて役目を果たしていません。


降り棟、隅棟の積み替えに特化した御見積になりそうです。

日野町へ台風被害の調査依頼

お次は日野町へ。全国展開されているA工務店様の新築工事を終えた外注職人が隣に建つ母屋のご主人様から、昨年の台風で被害を受けた屋根瓦の修理をして欲しいと、頼まれました。 しかし、いくら新築工事と関係無い母屋の依頼とは言え、ここは元請け様の現場、順序を間違っては後から酷い目を受けます。しっかりと担当工務長さんに話を通して、「どうぞ、やってあげて下さい」の許可を取り付けました。


けらば瓦が真ん中あたり、弓なりに外に出っ張っちゃってます。縁も切れて、下地が見えているので雨水は確実に下地まで回っている模様。屋根の端部で壁から外に出ている部分ですので室内への雨漏れは辛うじて防いでいます。



青緑色の瓦は凍てによる表面釉薬の弾けたような破損も点在します。日野町は冬場は寒さが厳しいので、選定する材料や産地にも気をつかう地域です。

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