2017年2月の一覧

強力棟工法で積まれた棟も、、ー震災地発-

2月も残りわずかですが、引き続き山陰地方の震災復興のお手伝いをしております。地元滋賀に帰るのは1週間〜2週間に一度帰ります。普段LINEグループで家族会話をしていますが、どうしても子供の顔が見たくて帰ってしまいます。
さてさて、最近は日本瓦棟積み工法の被災家屋の復旧も手がけておりますが、中々貴重な場面に出会う事が出来たので、ブログにアップさせていただきます。


現場は築10年ほどの家屋、失礼ながらこんな田舎に全瓦連の組合、支部などあるの?と思いますが、、10年前の施工に今を最先端で行く、ガイドライン耐震工法にほぼ準ずる施工がされておりました。

しかし、棟は3段丸ごと横にズラされたように、本来あるべき位置から綺麗に脱落していました。




何故なのか? 機械を組み立て、しばらくはぐり(解体)をせず、棟の端から端までジックリ観察します。



ガイドライン工法で施工しているにもかかわらず、棟の部分崩落している原因が判りました!

写真上は一番酷い棟の右端部、直下の平瓦の半端瓦(屋根の頂上でカットした瓦)をドリルで穴を開けビスもしくはステン釘で下地材にシッカリ固定されていない為、地震発生時の真下からの突き上げ運動で、バウンドするように浮き上がったカット瓦が、棟ごと持ち上げ崩落させていました。

写真下の同じく棟の左端部の方は、何故か部分的にグラインダーで裏から穴を開け、釘を下地材に打ち付けてありました。写真のようにこの部分はシッカリと土台の湿式材が瓦に固着して、棟の崩落は認められませんでした。

結論=桟葺き引っ掛け釘打ち工法の落とし穴、葺どめ部分や、隅際のカット瓦は面倒でも、必ず市販の陶磁器用のドリル刃で穴を開け、留め付けをしないと、全瓦連の標準工法ガイドライン耐震工法も意味を成さないと、実際の地震現場で学習出来ました!


シッカリと半端瓦に穴を開け下地材にステンレス釘で固定し、最終脳天からビス固定する強力棟金具を棟芯に設置していきます。


強力棟金具に防腐人工木を這わせていきます。



山陰地方や日本海側の地域は、このように3段棟でも3段目まで1枚ノシを使用し、胴を広くとる施工方法が多いです。こちらの地方のやり方で既存通りに復旧して欲しいとのご要望でした。

最後は脳天からビスを留め付け、シッカリした強力棟の出来上がりです。

50年先にもその姿を保っているよう、この地に再び来れる遠い、いつの日かを楽しみにしています。

栗東市小平井 T.M様邸 屋根修理

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●エリア名:栗東市小平井

●お客様名:T.M様

●工事内容:屋根の修理・部分改修

●当店をどこでお知りになりましたか?:当店のホームページ

●今回の施工に至るまでに他社様でもお見積りをご依頼されましたか?:いいえ

●担当者の対応はいかがでしたか?:大満足

●職人の技術・対応はいかがでしたか?:大満足

●次回も弊社にご依頼いただけますか?:依頼する

●その他ご意見・ご感想
職人さんの工事説明もわかりやすく丁寧に、完了時の写真もあって満足しております。とにかく良心的でした。

震災地でお仕事させて頂いてます

中学生時代からの、私の個人的な友人からの紹介で現地の工務店様から直接、地震による屋根被害の復旧、是正工事を請け負わせて頂いてます。2月の3日からこちらの地方に伺って、出張で被害に遭った屋根瓦の復旧工事に携わらせて頂いてます。友人は営業に長けた奴なんで、物件は次から次へと溜まる一方、まあ震災地なんで当たり前なんですが、皆さん一刻も早く、屋根にかかったブルーシートを外したい思いは同じ。

その御要望に報いるよう、1日2〜3件ペースで全日本瓦工事業連盟、屋根のガイドライン工法でシッカリした屋根に造り直していきます。



天候の具合もあり復旧具合はあまり進んでいない模様です。

2月の天候の悪い時期から入ったんですが、地元の方々からも重宝がられています。



70坪の葺き替え工事も、もうすぐ契約です。

現調が続きます

昨日のブログに書いたとおり、今日は朝から湖南市中央に落雪被害の御宅へ現調に伺いました。

二階屋根からの雪が勢いよく落下し、隣家のカーポートの屋根を傷めた模様です。

とりあえず、火災保険に被害申請出来るように、写真撮影と被害箇所の調査。あとは保険会社にお客様から連絡してもらいます。


雪止めが設置されていても、屋根勾配や屋根流れ長さなど、複合的な原因が重なり軒先き部分の雪はどうしても止められません。

今回は隣家の所有物が絡んでくる問題の為、キョーセー(株)の「雪もちくん」という商材で軒先き部分の雪も確実に止められるように、お見積作成です。

お問合せが非常に多くなってます。

一月は結構な量の雪が何回か降りました。湖東側は守山市を境にして、草津、大津にかけての以南はそうでも無いのでしょうが、野洲川を越えると如実に積雪量の変化が分かります。

という事で、一月も下旬から昨日にかけて、インターネットの問合せ欄から、落雪被害や雪止め設置に関するお問合せが非常に多くなってます。
先週インターネットからお問合せ頂いた、栗東市のお客様、漆喰工事と雪止め設置工事をご契約頂き、昨日と本日で工事させていただきました。



昨日新たに2件、インターネットからのお問合せがあり、野洲市のお客様へ現調させて頂きました。

落雪によるポリカ破損と雨樋の痛みで、お客様が火災保険を使われるために、写真撮影と調査書の作成を行います。



明日は午前中、同じく落雪被害の御宅に、湖南市中央に伺わせて頂きます。

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