2015年10月の一覧

地元で修繕

以前に火災保険申請をかけていた、地元の修繕工事に今日からかかり出しました。

   
落下して破損した鬼瓦に変わり、新たに三州愛知県より真っさらの鬼瓦を取り寄せ、早速取り付けました。やはり、鬼瓦が付くと屋根が引き締まります。
   
  


以前、現調した時に気になっていた反対側の降り棟。5,6cm近くも本棟から離れズレ下がっていた棟です。施主様にも、この機会だから一緒に修理してくれとGOサインを頂いたので解体してみて、あ〜ら驚愕(汗  こちらの鬼瓦も1度外れて落下しているのか?明らかな修理の痕跡があります。しかも比較的新しい建材、被覆されたホルマル線を使用されているので、そんなに年数も経過していないと思われます。では?何が驚愕かと言えば?、、、その修理法、処置法です。酸化して弱くなりブッ千切れた古い銅線、その残存している部分に新しい被覆処理されたホルマル線を互いにネジって縛っただけ!しかもねじりが甘い甘い。降り棟鬼瓦と言えば、屋根の勾配なりの負荷がかかる一番負担の大きい鬼です。鬼が支える後ろには降り棟のノシ瓦が数メートル、凄い重量になります。これで、この箇所だけ異様にズレていた理由が解りました。勾配なりの負荷にさらされ、徐々にネジり部分が解れていっていたのでしょう。というか、この場合の修理法として、古い酸化銅線は撤去しあたらしいホルマル線もしくはステンレス線にて緊結するのが当たり前と思うのですが?築年数の経った田舎の家の降り鬼は本当に怖いです。留め付けられている肝心な部分が内部で見えないから。昔はほぼ100%銅線で緊結されているだろうし、万一、落下した先に動産物、隣家の屋根や人などあったら大事故ですね。

というわけで、豪華な日本瓦も屋根、特に入母屋造りの屋根形状は豪華ですが、良く手間をかけて施行しなければ、下手をすれば雨漏れや上記の様な凶器になり兼ねない箇所が多々あります。定期点検は必ず行って欲しいです。

  

現調(長等)

私は仕事を早目に切り上げ、大津市長等で雨漏れの現調です。

   
    
 

個人的にも青瓦、青緑瓦は余り好きじゃないです。建物は映えないし、陰気臭い色だし、載ってるだけで建物全体が湿気てるイメージが頭から離れません。見習い時代を含め、青瓦に修繕件数の多さや痛みの酷い屋根が多かったような気がします。瓦だけのせいじゃないんでしょうが、完全に偏見入ってます。

現調&雨樋完了

今日は午前中、大津の山手、和邇中に現調行きました。

   
    
    
 
間違い無く、火災保険申請処理です。
月初めに葺き替えさせて頂いた物件、外壁塗装が終わり雨樋を新しく掛け替えました。

パナソニック雨樋シビルスケアPC50 です。  
   
個人的なポリシーですが、全てが簡素化された現代建築に求められているのは多能工化だと思っており、屋根だけに留まらず日々勉強しながら、更に請負範囲を増やしていかなければと思っております。

実入りと出費

忙しくなり、それ相応に実入りが良くなると、想定外の出費がかさむ、昔からの私の金運に対する運命みたいなもの。

我が家を建て10年を迎える頃から、①カメラインターホンの故障 ②ウォシュレットトイレの誤作動 ③ガス給湯機の故障。順番から言って③、②を取り敢えず本日新品に取り替えました。

   
    
 
しかし、こういう精密?機械、電気ものの保証期間てはるかに短いんですね。初めて知りました。メーカーの人間なんかに聞くと早くて7年前後からボチボチ痛み出すとか?以前、都市伝説が流行った時の「SONYタイマー」若干マジか?と思いました。給湯機なんか急に潰れられても、家族は多いし、風呂は入れないし困るんですけど。

まぁ、しかしこういう建築業に携わっている役得で、各専門の方々に直接お世話になり、信じられないような価格でプチリフォームして頂きました。トイレなんかは最近のは若干小さく、便器のサイズが変わり日焼け部分が目立つからと、フロアまで新しく張り替えて頂き有難うございます。m(_ _)m m(_ _)m
とお得感に浸っていたら、車検に出してる2tダンプの右フロントブレーキがディスクローター&キャリパーセットごとダメで要交換、ディーラー部品屋の見積で22万の修理代が来ました。さぁ、今からリンク品探して安くあげるのに必死に動きます。

吹田市現場完了

吹田市の現場、玄関周りのタイル工事が終わり、クサリ樋と残りの樋を完成させました。

   
    

午後から滋賀に戻り別の雨樋工事2件の 採寸と段取りです。

合間の現調

今日はちょうど空きが出来、次の仕事の合間を利用して1日現調です。

1件目は湖西のローズタウン内、葺き替え案件。

   
立地がひな壇で奥に下屋が集中している為、なかなか手強いです。

2件目は真反対水口の奥、 松尾まで同じく葺き替え案件。

   
   
屋根の状態は今まで経験した現調で3本の指に入るくらい酷い状態。いたる所で野地板が腐食し陥没状態。屋根材が載っているのに、それごと踏み抜けて落ちるんじゃないかと思うくらい末期症状です。
ラストは少し北上し、能登川で屋根の状態を点検。

   
    
 
平部の瓦はしっかりしており、隅棟だけいたる所で崩壊してます。棟の段数が昔の建売時代の積み方で2段は低過ぎます。ノシ瓦の収まりに神経質になっていないので、勾配もついていない為、内側に雨水をよんでいると思われます。棟は3段に増やし、全て積み直しが宜しいですね。

伊丹市〜吹田市打合せ

今日は午前中、兵庫県伊丹市の物件、雨樋の落とし口とバルコニーの排水ドレンの位置決めを一級建築士事務所の先生と大工さんを交え打合せ。 
   
    
   

午後から吹田市の同じ先生が手がけられる物件に移動です。途中、釜揚げうどんで昼食を^ – ^

  

  吹田市の物件到着しました。完成も間近です。入札から一年早いもんです。

   
    
   

玄関の化粧丸太のそばに軒樋から銅製のクサリ樋が付きますが、玄関アプローチの土間タイルの仕上げ待ちでした。来週には全て完了出来そうです。
 

地元で雨漏れ修理

今日は地元中主で雨漏れ修理をしています。

 
北風のキツイ風雨の時に新築時から三十数年間、数年毎に雨が漏れていたらしいです。朝から大工さんが焼き板を解体し、その後壁際の瓦をめくってみると。!(◎_◎;)  今日の施工法では当たり前になっている、壁際の捨て水切り板金が入っていません。そりゃぁ、漏れるでしょう。

   
 
まず、念の為マニュアル通りに防水シート(ルーフィング)を敷き、その後捨て水切り板金を新設します。
   

瓦を元通り土葺きにて収めますが、元々 割りが悪く中途半端にカットした瓦が入っており、カット側を若干起こし気味に土で調整していなかったので、悪い原因が2つ重なり誘発させていたと思われます。

写真の様に和形タイプは波が大きく、いわゆる真ん中の谷部に雨水は集中するので、壁際のカット瓦は土で起こすが常道です。また、下地の捨て水切り板金部にも細かく砕いた不要瓦を敷き詰めていますが、廃材処分をケチっているのでは無く、谷部や万一雨の通り道になる様な所には直に葺き土を仕込むと、雨水を吸い込み、毛細管現象など誘発し複雑な雨漏れ原因になる事がある為、極力避けるという最先端工具、資材、機器が無かった頃の先人職人の知恵です。

  
上端に雨押さえ水切り板金を施行し、大工さんが新しく新調した焼き板張り作業とバトンタッチです。

北土山にて打合せ

今日は北土山です。これから、新規のお客様で11月に建つ物件を手掛けられる、地元の材木屋さんと各業者を集め打合せです。

   
 
場所は、ほぼ鈴鹿峠の手前。

10月13日

今日は2現場に別れて。

一件は守山市金森町、塗装工事の段階で念の為、屋根の確認を依頼され現調した結果、隅棟の施行法に問題有りで、急遽改修工事です。

   
隅棟直下の瓦は屋根形状上、三角に加工しなければならないのですが、 その瓦が釘やビスで固定されておらず、周りより30㎜前後ズレています。このままでは、雨水の浸入の危険もあり、今日の強化棟工法で修理します。

   

てっぺん太丸瓦(棟瓦)をめくってみると、防水の為のモルタル湿式材 も本来棟木を包む様に塗り上がらなければならないものを下端にチョロチョロと盛っただけ。築後30,40年、30年〜40年前と言えば県下、特に湖南地方のこの辺りは新築ラッシュ、現在こそ少子化や新築戸数の減少で、新築上棟も1日車で走っていても数件見るか、見ないか。でも僕が小学校の低学年くらいの時は、一つの町に軒並み上棟してました。そんな訳で、当時の職人も次から次へと請け負いで現場が途切れる事なく、昔の大先輩職人さんは「雪の日もスパイクを履いて投光器付けて仕事した」言うてました。そんで一月分の手間代を引っさげディーラーに商用車を現金で買いに行ったなど。

皆が皆ではありません。真正面な職人さんも多々いますが、やはりこの当時の家にしろ屋根にしろ欠損や不十分な施行方法が多々見受けられます。瓦を剥がすと、中に屋根の上で職人達が吸っていたタバコが入っていたり、休憩に出された茶菓子のパックを一緒に屋根の中に埋めたり。現在では全く考えられないような建築業界だったのです。

   
    
   

色が変わってる部分だけズレていたわけです。

もう一件は、一旦引き上げた西生来の葺き替え現場、仕上げの工事、各板金工事に入りました。

   
    
   
一階の増築した平家部分の内部を含めた総改修。屋根は軽量化を希望され続いた母屋と極端な変化や違和感をなくす為、屋根材は鶴弥さんのスーパートライF2の美銀色をチョイスしました。素材の生み出すいぶし瓦色に釉薬色で最も近づけたのはこの美銀色だと個人的に思っています。取合い板金も上手く綺麗に収まりました。

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