施工日記

カラー鉄板からガルバリウム鋼板へ賢く衣替え

波板のカラー鉄板、一昔前にかなり普及しましたが、防錆性に乏しく一定期間(新設後10年前後)を過ぎると絶えず要塗装のランニングコストが発生します。その点ガルバリウム鋼板は安心。素材はアルミニウム、亜鉛、シリコンから成るアルミ亜鉛合金メッキ鋼板の事です。アルミニウムの特徴である耐食性、加工性、耐熱性、熱反射性と、亜鉛の特徴である犠牲防食機能により、従来の鋼板よりも更に耐久性に優れ、あらゆる用途に対応出来る画期的な鋼板です。

写真のような一部カラー鉄板が敷いてある屋根も、下地さえしっかりしていれば既設の上にカバーで施工する事も可能です。



コスパを上手く利用する引き出し(知識)も、お客様の方でインターネットを駆使して勉強いただければ、業者の見積プランの言いなりになる事もありません。写真の工事だけでも、既設材解体撤去費用+同運搬処分費用が浮くわけです。


因みに、ガルバリウム鋼板も耐食性に優れているものの、メンテナンス時期は必ずやってきます。

その原因となるのは、①赤錆=施工時や運送搬入段階で表面などに深い傷がある事を見誤り使用された事により、傷着いた場所からの錆の発生。②白錆=潮風が吹く海岸周辺や高温多湿地域で発生するのが白錆びです。白い無数の斑点が表面に発生する現象で表面メッキ層に含有した亜鉛が酸化して表面に出てきた現象です。意匠性が要のガルバリウム鋼板にとっては、美観的に看過出来ない厳しい現象です。

私個人的な意見として、この白錆びがなかなか侮れず、日当たりの悪い外壁など雨風のあまり当たらない箇所に使用するのはお勧めいたしません。書き出しに「沿岸部や高温多湿」と有りますが、我々の住む地域でも風通しの悪く、埃の溜まりやすい方角や立地状況では、この白錆びが発生しやすい条件下になります。 雨風の良く当たる一階部分より、庇の影になる箇所などは発生し易く、ハッキリ仕切りをしたように上下で変化する事もありますし、釘やボルトで留め付けた周辺の埃が溜まりやすい場所でも、そこを起点に白錆びが発生し易くなります。やはり、工場などと違い美観を長く求められる住宅は雨風が絶えず流れる屋根が白錆びのリスクも低くなりますし一番お勧めですね。

様々な建築用材が普及しておりますが、一長一短もあります。

屋根、雨樋、外装周りの事なら、何なりと今井瓦店にご相談下さい。

Oh!me見晴らすときめき坂in ZEZE

今日から大津市は馬場町Oh!meを見晴らす、ときめき坂近くが屋根直し隊の任務地です。


事務所が近く、専務さまの自宅も現場斜め前という現場を覗くには好立地?長年ご愛顧いただいております、工務店様のお仕事です。

屋根は阪神大震災時に葺き替えられた、淡路産日本瓦屋根。瓦はまたまだ元気な状態でメンテナンスフリーですか、、、当時一瞬流行りかけた棟施工法、旧乾式マット工法の土台部がスカスカで向こうのOh!meが良く見えます。この状態、欧米人ならOh!meならぬ、Oh!my god!です。



長年の紫外線やら冬の厳寒に晒されて、発泡スチロール系の乾式部材は指で撫でるだけで、粉のように崩れる脆さです。


棟に特化して改修をかけます。全て解体し、不要な旧建材を除去していきます。



土台をシルガードという、固まれば土の数倍の強度と防水性を兼ね備えた建材で積み直します。


明日から下屋根の改修に移行します。

南北から完了報告

私が担当させて頂いた、犬上郡豊郷町葺き替え工事も土曜日をもちまして、無事完了させて頂きました。

最後は向かいに建つ大きなお寺側の屋根に鍾馗さまを配置させていただき、歴史を紡いできた古民家の住まい人をこの先も末永く見守っていただけるよう想いを込めて、物語を紡ぐ、命を紡ぐ、夢を紡ぐ、人生を紡ぐ、幸せを紡ぐ、、施主様ご一家の家内安全、無病息災を鍾馗さまに祈ります。

鍾馗さまの意味、是非ともWikiでググって下さい(笑


そして、大津市南郷の立平板金屋根改修工事も本日、日曜日に完了です。日曜作業で完了してくれた、ℹ︎職人さんに感謝です!

令和元年さらに気持ちを引き締めて

平成31年4月30日、天皇陛下の退位の儀式にて、陛下より日本国民に感謝の意を表す有難いお言葉が中継で流れました。

そして令和元年が到来。いつも(例年)と変わりない5月ですが、新年に祈願し強い思いを込めた元日から約5カ月、日々の多忙さや色々な雑念で芯がブレがちになる頃に、今一度手綱を締める思いで、この中継を聞き入っておりました。

私個人に、極端に偏った政治思想などはもちろんありませんが、我々の先祖様、諸先輩が作り上げた民度の高い日本人として生まれた事に感謝し、私個人も「実るほどこうべを垂れる稲穂のように」を座右の銘に、この職業をさらに探求、勉強し精進していこうと確認した有意義な令和元年スタートでした。

そして、連休中ですが快く工事の了解をいただいた、地元のお客様の元へ。

場所は地元中主の吉川と菖蒲。

雨漏れの原因となっていた、玄関上の銅板で拵えた八谷。撤去し、ステンレス製の板を新たに新設しました。


谷板に開いた小さなピンホール大の穴から雨漏れを起こし、杉皮を一部腐らせました。


午後から場所を車で3分の菖蒲に移動。

農器具小屋の波型スレートのケラバが昨年の台風で破損しました。お待たせしました、ようやく完了です。


守山市洲本町には三井ホーム様平屋建が上がってますが、上棟2週間、、、まだ入れず人手が足りません(泣


そんな中、今日3日は大津市と彦根市でアイ工務店様、新たに2棟上棟しました。



あせるな、足掻くな、、着実に確実に、道なき道はやがて己の歩みを経て立派な道となり後からついてくる、、です!!

10連休なんか関係ありません

平成から令和へバトンタッチも、例年通りのGW、現場もGW着工継続中や連休中新たに上がってくる物件が目白押し。我々外装周りの天気に左右される職種に巷の10連休なんぞ無縁です。

三井ホーム様、太陽光物件2軒無事完了です。
同じく三井ホーム様、近江八幡市白鳥町では、田島ルーフィング「ロアーニ2 スクエア」シングル屋根材を始めて施工する大型物件施工中です。


豊郷町葺き替え工事も、何とか5月二週目に瓦工事を完了出来そうです。 その後、知り合いの左官屋さんに頼んでいる、壁際くりかけ漆喰と崩れた破風の塗り込み漆喰の復旧へバトンタッチの予定です。

平成から令和へ、アイがいっぱい

全国的に右肩急激上がりで、新築着工戸数を伸ばしているアイ工務店様の屋根工事業者に加えて頂き、3月から4月は相当数の屋根工事を施工しました。まだまだ5月に入っても連休関係無しで、上棟物件が上がってきます。1日2〜3軒被って上棟は当たり前、しかも屋根工事業者は滋賀県だけでも他に二、三社あるんですから、その勢いがわかります。

外注のK職人さんに専属で施工していただいており、非常に助かっております!


最終コーナー曲がりました

豊郷町下屋平葺きも、ぐるり四方を取り囲む第3コーナーを曲がり残り一面となりました。




工事も全体の80%を終えたあたりでしょうか。

3月からパニック的な新築上棟に人手を取られ、ほぼ1人で施工しているため、GW入りに完了は間に合いそうもありませんが、気持ちを切らさず最後までお客様の身になって丁寧に完工を目指します。

メインストリート添いも始まりました

南郷住宅地、メインストリート添い自販機のある商店あとが目印です。

本日から新たに屋根改修工事が始まりました。i 職人さんに施工を担当していただきます。

隣にある商店オーナー様の物件、旧セキスイ瓦Uを剥ぐって、下地改修を施し立平嵌合板金で施工します。屋根面積は190㎡、全てが独立した片掛け屋根で軒〜棟頂部の最長部分は11.5mあります。


加工から上がってくる製品は過去最長の大型トレーラーで搬入され、クレーン車での荷揚げになります。

近隣の皆様には工事中、何かとご迷惑をお掛け致しますが、安全、無事故を第一に作業させて頂きます。

新旧融合で更に長寿な家に

昨日の春氷雨で豊郷町の桜の花びらも今朝は車道や地面に淡い色の絨毯を作っていました。満開の絶頂期にあっけなく花びらを落とす潔さ、日本人が古くから愛する景色は、あと少し見ていたいと思う絶妙な見頃を終えて早くも令和の初桜に思いを馳せます。

豊郷町の葺き替え工事は下屋に移行。瓦を剥ぐって野地の至る所にある腐食や不良部分を改修していきます。

最新の乾式工法では、この野地の修理や改修が地味に一番肝心な工程です!


太い梁の上に無理をして垂木を通していた為、野地から突き出た仕上がりになっていました。その上に化粧板を打っていたので、こんもりとお山のように盛り上がっており、旧土葺き工法では土の量である程度野地の癖を殺せていましたが、不陸が命取りの乾式工法では限界がある為、梁をプレーナーで削っていき、梁先の垂木も取り払い調整していきます。


淀屋もこれだけの年数を経験すれば、やはり雨水による腐れが出てきます。


淀屋も新品に取り替えです。


下屋は土間や縁側、至る所が化粧野地(一般的な天井が無く屋根勾配なりの化粧天井)の上、格天井部分やミザラ野地もあり上屋に比べて格段に気を遣う箇所になりました。 万一にも雨を漏らしたく無いので、ゴムアスの上にチャンピオンルーフィングの二重貼りです。


明日からいよいよ、葺きにかかります! 令和を全う出来るよう、次の数十年へ長寿な家に作り上げます!

今年の桜開花は豊郷町で迎えます

四月に入り、雪も積もる異常な天気。令和時代到来前に平成最後のなごり雪でしょうか?

現場の方は、基本一人で豊郷町で頑張っております。三月末は春休みの家族旅行で4日間お休みいただきまして、四月に入りようやく上屋の集大成、棟包みの千秋楽に入りました。


朝夕はまだまだ冷んやりする犬上郡、今年の桜満開はこちらの現場で見られそうですが、まだあと少し時間がかかりそうです。

大きなお寺に広大な田畑、令和を迎える昭和生まれの私は、やはりこういう長閑な現場風景と仕事が性に合っているようです。

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