社長日記

大津市黒津 屋根全体の修繕工事を行いました。

お盆真っ只中、台風が来る前に大津市黒津の屋根修繕工事にかからせていただきました。

春先にホームページからお問合せいただき、訪販業者からの指摘を受け、施主様が気にされ当社にご相談いただき、工事内容、金額ともに当社を全面的にご信頼いただき着工の運びとなりました。

屋根瓦は土葺きで施工されていましたが、軒先瓦が鉄釘で留め付けられていた為、錆びて膨張し、瓦を破損させている箇所が見受けられた為、破損瓦交換と軒先瓦の鉄釘を除去し、ステンレス製の瓦専用釘で留め付け直ししました。

足場工事は毎回フットワークの軽い、木津川市の業者さんにお願いです。






入母屋隅棟の棟尻漆喰が経年劣化で欠損していたので、新たに漆喰で巻きます。放置すれば内部に雨水が侵入し、雨漏れに繋がる危険性が大です。


12日に足場が払われ、午後から残材を回収し、邸周りの清掃点検を行い完了です。

台風が来るまでに完了出来て良かったです。

旧建築でも雨に強い仕上がりに

下屋の解体が終わり、御近所様の葺き替え工事に戻っております。


解体後に、屋根裏に落ちた土埃を綺麗に清掃してから、下地改修に移行します。


下屋まわりはぐるり一周、壁が絡みます。近年明確にされている建築基準、各業種ごとの施工マニュアルでは通用しない箇所が多々あります。

しかし、旧建築を悪者にするつもりはさらさらございません。やはり外装というものはメンテナンス時期というものを、よりシビアに考えなければならないです。白壁や土居のし上のくりかけ漆喰も30年も40年も経過すれば劣化もしてきます。


昨年の台風21号で最も被害の多かった、土壁際からの漏水もその一つ。

単純に土居のしや白壁から漏れる事もありますが、他にも瓦同士の重なり部分の葺き土の噛み込み、また昔の瓦は技術の進んだ近年の瓦と違い製品の不十分な防水ダムにより、チリや埃が堆積する事により、毛細管現象で雨水を引き込んでしまい雨漏れ、、など、複合的な要因が様々あるので、見極めが本当に難しいんです。




乾式工法用の下地をシッカリ作り


新旧融合、各部専用で用意された副資材を適材適所に使用します。

壁からの雨漏れには屋根の施工規準となっている捨て板板金を仕込み万一、雨が差し込んだ時もこの板金がシャットアウトしてくれます。


壁部は防水ルーフィングをシッカリと立ち上げる事が基本です。その上の焼き板からの漏水となればお手上げですが、この屋根の規準で明確化されている作業を行う事が大切です。

現場間、徒歩10秒!蔵の改修工事もクライマックスです。

組が違いますが、我が町内の御近所様を2軒かけもちで工事をさせて頂いております。

茹だるような暑さの中、小まめに水分補給の小休止を入れながら、何とか両サイドの招き鬼まで仕上がりました。


ご主人様の趣きで、雨樋が付かない仕上がりになりますので、薄紙一枚通さない綺麗に合わせた軒先の一文字瓦、その一直線並んだ下端の垂れがよく目立ち、この瓦の値打ちを引き立たせますね。

新建材の雨樋なんかで隠れたら、本当にもったいないです。

江戸時代なんかは当然、雨樋なんかは無かった訳で、軒先瓦の種類や、紋様なんか様々あり、それらの趣きを目で楽しむことができたんでしょうね。


夏は暑くて ⤵︎冬は寒い!厳しい仕事環境ですが、瓦って、本当に楽しいです!

雨漏れ修理に板金修理、現場が溜まる一方です③

日曜日は弊社の職人が出てくれて、現場をこなしてくれました。

草津市で工事をさせていただいたお客様の高槻市内の持ち家も工事させてもらいました。

アスファルトシングルが台風によりあちこちで飛散しておりました。

お客様のご要望で、在庫品でもいいから極力費用はかけたくない、、との事でしたので、新築工事で使用した最新のアスファルトシングルが余っていたので提案させていただき、色違いでも構わないと、仰っていただけたのでパッチワークで修理いたしました。



野洲市からはまたまた、昨年の台風による棟板金の飛散です。新しい板金を設置し、被害が無かった箇所もステンレスビスで増し打ち補強しました。


受け木は元々の貫板材木からKMEWの防腐樹脂材料を使用し、せっかく交換する部材が少しでも長持ちするように気を配りました。

雨漏れ修理に板金修理、現場が溜まる一方です②

蒲生郡竜王町からは、以前弊社のホームページからお問合せえただいた、東近江市内の建築会社様からご依頼頂いた物件へ。


昨年の台風21号で、東から南寄りの面で雨漏れを起こした、旧建築(土壁、白壁、焼き板壁など)で建てられたお宅が多々ありました。


野地板に黒っぽく染みになった痕が、雨水が入り込み、葺土、壁土と一緒に流れた印です。

やはり、土居のしからの侵入でした。


防水シートを壁土までシッカリと立ち上げて、雨漏れをシャットアウトします。


土葺きで納め直しますが、念のため瓦をステンレス釘で留めつける材料も木材より防腐に強い人工樹脂桟を使用し、その上に瓦を馴染み土と釘留めのダブルの効果で留め付けます。



最後は壁の土居のしを復旧、、元々の台のしの目の切り過ぎ、加えて面戸土が逆に出過ぎていたので、ここも雨仕舞いが悪かった箇所です。復旧に際して、面戸土をより中へ引っ込めました。

雨漏れ修理に板金修理、現場が溜まる一方です①

梅雨明け、今月も現場が減りません。

まずは、以前に台風被害の修繕をさせていただいた、野洲市のお客様から再びお問合せがあり、瓦棒が極限の劣化状況になり、一箇所が穴が空き室内に滝のように雨漏れが発生とのこと。


あくまでも部分修理で済ませたいという事で、修理箇所が浮かないよう、周りの錆びに同化させるようレッド色をチョイス(笑


しかし、遅かれ早かれ他の箇所も錆びの進行で後を追うように穴あきが発生してくるでしょう。今後のランニングコストを考えると、全面改修をお考えいただきたいですね。

個々の技術力、法令遵守、マナーの質を高めるために

今日は全国的に急成長中のハウスメーカーA工務店様の暑気払い懇親会に出席させて頂きました。6月決済完工物件 1,671棟、完工売上 390億円、、いやはや凄まじいパワーとエネルギーが漲る、今一押しのハウスメーカー様です。


現在日本でも五本の指に入る住宅メーカー4社様に工事業者登録を交わして頂いており、我々はこのような大手ハウスメーカーにも率先して業者登録をさせていただきます。

その真意とは、それぞれのハウスメーカー様が最も注力される、マニュアル化されたより質の良い技術力、法令遵守、現場や現場周辺のマナーを日々吸収し、弊社または外注協力業者の個々の技術力、ワンランク上のクオリティーを高めております。

その先には弊社へ直接ご依頼いただく、エンドユーザーの皆様に安心して仕事をお任せいただける結果に繋がると固く信じているからです。

宗教法人S寺様から追加で調査依頼を賜りました。

ブログには上げきれませんでしたが、先日こちらのS寺様の本堂の修理をいただきました。

今回、①庫裏と本堂を結ぶ屋根の雨漏れ修理②平屋の庫裏の葺き替え工事 ③太陽光を導入した場合のプランニングと見積 ④本堂の鬼瓦の取り替え、降り鬼の付け直し。

以上の調査と見積依頼をたまわりました。


住職様も気付かれない、酷い状態でした。隅棟が一部、無くなっております。恐らく、昨年の台風21号の仕業と思われます。



本堂の立派な鬼瓦は方々破損し、付け焼き刃的に応急処置で銅線で引っ張ってますが、傾き出しており非常に危険な状態です。

降り鬼も恐らく内部では緊結線が切れている状態と推測出来ます。


庫裏と本堂を結ぶ建物。軒先付近で、垂木と化粧野地が腐り落ちている状態です。

瓦は昔の60〜64判、瓦と下地を付近一帯剥ぐって、大工工事が必要になります。

守山市 S瓦の面戸漆喰修繕の調査依頼です。

元請様からの調査見積依頼、守山市からのお問合せです。

S瓦の面戸部分の漆喰が土台の土から浮いて瘡蓋のようにホロホロと剥がれ落ちる箇所があり、脆くなっています。


脆くなった上から上塗りしても、表面上の処置に過ぎないので、屋根職人流オペが必要です。
脆い土台の葺き土を穿り出し、内部まで新たに高耐久の湿式材で塗り込んで表面を化粧仕上げにします。

蔵の改修工事を賜りました。

現在着工中で梅雨入りの為、下屋への移行を中断している我が在所内の葺き替え工事現場。

そこから徒歩1分の同じく御近所様、一昨年の台風被害の修理をさせていただき、その時に「いずれ蔵の庇を葺き替えるから、その時はよろしく、、」と仰っていただき、この度施工のお声がけをいただきました。

野地や、一部材木の取り替えがあったので、施主様の古くからのお付き合いある工務店さんが取り仕切った工事ですが、施主様のお取り計らいで、屋根工事の指定を弊社ご指名いただき分離発注となりました。いや、有難い事です。

一昨年のお見積では屋根解体からのお見積でしたが、今回は工務店様で既存瓦解体、ルーフィングまでやっていただいたので、改見積となります。



綺麗に仕上げられた野地に失礼の無いよう、簡単な切妻形状ですが、目線の近い庇屋根をシッカリと葺きあげたいと思います!

ポイントは施主様の趣で雨樋無しの仕様になる為、軒先一文字瓦の魅せ方です!

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